文章を書くとき、「結論から述べなさい。」と言われたことはないでしょうか。
この『結論から述べる』ということは、『PREP(プレップ)法』という文章構成手法から来ているものです。
例えば記事のタイトルなんかにも、結論が使われていることが多いですよね?
タイトルから記事の内容をイメージ出来ると思います。
記事の内容がイメージできなかったり、論点として興味がなければ本文を読むことはないと思います。
特にビジネスシーンに取り入れられることが多く、文章やプレゼンといった、説得力を必要とするシーンで効果を発揮します。
『PREP法』を上手に使うことで、主張したいことを短い時間で分かりやすく伝えることができるんです。
今回は『PREP法』の特徴をお話しましょう。
Contents
1.結論を最初に伝えると、聞き手側は理解しやすい
仕事中に内容を上司へ伝える時に、よく言われると思います。
『結論から話して』
なぜ聞き手は結論から先に知りたいのでしょうか。
その理由は、
「記事を最後まで読んのに知りたい情報ではなかった。」
「話を最後まで聞いたけど論点や経緯がズレていてよく分からなかった。」
という不祥事を避けるためです。
論点がズレた話を長々とされたくないですよね。
また、もっとも聞き手が集中するのは、記事を読みだしてから(あるいはプレゼンを始めてから)30秒間程度だそうです。
その限られた時間に最も重要なポイントを強く印象つけることができるといった効果が得られます。
【ポイント】
- 論点がズレていないか確認できる。
- 短い時間で主張ができる。
2.『PREP法』を使うメリット
『PREP法』を使うメリットをご紹介します。
2-1.記事を綺麗にまとめることができる
記事を書いているとありがちな「結局なにが言いたいんだっけ現象」を予防することができます。
これによって、最初から最後までストーリー性のある記事にすることができます。
2-2.読者(聞き手)に分かりやすい構成である
先ほどもご紹介しましたが、聞き手は結論が分かっているので、内容が非常に理解しやすいです。
忙しいビジネスシーンにおいて、短い時間で説得力のある主張ができるというメリットがあります。
2-3.ひな型(テンプレート)として使える
『PREP法』は、「結論 ⇒ 理由 ⇒ 事例 ⇒ 結論」といった決まった型になっています。
やみくもに記事を書くよりも、このひな型を意識して書く方がペンも進み、説得力のある記事に仕上がります。
3.『PREP法』の構成
では実際に、『PREP法』を学びましょう。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
PREP法の特徴は、最初に結論を伝え、次にその理由を説明し、例をあげて説得力を補強し、最後に結論づけを行います。
このようにストーリーを展開し伝えることで、説得力が備わった文章を作ることができます。
4.まとめ
この構成で記事を書くことで、相手に伝わりやすい文章を作ることが出来ます。
『PREP法』は、「結論 ⇒ 理由 ⇒ 事例 ⇒ 結論」といった決まった型でできています。
書き手としては、この型に当てはめることで説得力のある文章が簡単にできます。
また、「ダラダラと記事を書く」「結局何が言いたいんだっけ」といった現象を解消できます。
文章だけでなく、プレゼンにも使える手法です。この手法をマスターして、ぜひ「デキる人」になってください。
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